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先物取引を知ろう。 株式先物FX

先物取引とは

「先物取引」と聞いて何を想像されますか?
大豆や小豆などのまだ収穫されていない作物を取引する商品先物取引でしょうか?
それらと同じように、株の世界でも価格の決まっていない未来の株を取引する「先物取引」があります。

  • 先物取引とは、
  • 将来の予め定められた期日に
  • 特定の商品(原資産)を
  • 現時点で取り決めた価格
  • で売買する事を約束する取引です。

株取引との違い

取引できる期間が決まっている

株取引では、その企業が倒産しない限りいつまでも株式を保有しておくことが可能です。
これに対して、先物取引は、取引の期日があります。つまり、先物取引では期間内であればいつでも売買できますが、 期限になれば、自動的に決済されます。

売りからスタートすることもできる

先物取引は、相場が上昇すると予想したときには株取引と同様に「買い」から、 反対に相場が下落すると予想したときには「売り」から取引を始めることができます。 「売り」からスタートし、予想通り相場が下落すれば、「買戻す」ことで利益を得ることができます。 ただし、予想に反して相場が変動した場合には、損失が発生します。

差金の受け渡しで決済する

「買い付け(または売り付け)を約束した時点の先物価格」と「決済時点での先物価格」の差額のみの受渡を行う決済方法を差金決済といいます。 つまり、株取引のように、売買の都度、株券や代金を受渡するのではなく、売買により生じた損益(差額)のみの受渡を行います。
※国債(JGB)先物は決済方法が異なります。

取引には証拠金が必要になる

株取引では、10万円の株式を買う場合、原則10万円の資金が必要となります。これに対して、先物取引は証拠金と呼ばれる担保を差し入れて取引を行います。株取引の信用取引と似た制度で、先物取引は証拠金に対して数十倍の取引を行うことができる仕組みとなっています このテコの原理を「レバレッジ効果」といいます。10万円の証拠金で100万円の取引ができる場合、レバレッジは10倍ということになります。ただ、この「レバレッジ効果」は損失の面でも同様に働きますので、相場の見通しがはずれた場合には、損失が拡大することも考えておかなければなりません。
※商品や時期によってレバレッジの倍率は異なります。

銘柄選択が不要で、倒産リスクを避けることができる

個別銘柄に投資した場合は、その企業が倒産した場合のリスクも予め考慮しておく必要がありますが、日経平均株価(日経225)やTOPIXなどの株価指数を対象とする取引の場合、株取引のように個別の銘柄が対象ではないので、倒産リスクを避けることができます。 テレビ、新聞などのニュースでも常に報道されているので、相場(価格)水準の把握が比較的容易です。

先物取引の利用方法

リスクヘッジ

先物取引を利用することで、保有している金融資産が価格変動により被る損失を回避することができます。これが価格変動リスクのヘッジ機能です。 例えば、複数の株を保有しているが先行き株式相場が下落することが予想される場合、先物取引において売りポジションを保有します。実際に、株式相場が下落した場合、価格変動で発生したポートフォリオの損失は、先物の売りポジションから得られる利益で相殺することができます。(売りヘッジ) また、将来に株式取得を計画しているが、先行き株式相場が上昇することが予想される場合、先物取引において買いポジションを保有します。実際に、株式相場が上昇した場合、先物取引を転売して得た利益を株式取得の購入資金に加えることができ、株式相場の上昇により計画していた株式が購入できなくなるという機会損失をカバーすることができます。(買いヘッジ) 先物取引は、取引コストが低いことからヘッジ手段として有効に利用することができます。

スペキュレーション

相場の動きを予想してポジションを取り、予想どおりの方向に動いたときに、反対売買を行って利益を確定する。「単純取引」とも言われる最も基本的な売買手法です。 スペキュレーションを行う投資家は、多様な投資判断で参加していることで、市場における価格発見機能を向上させたり、リスクを取り投資をしていることで、リスクヘッジを行おうとする投資家のリスクの移転先となるなど、重要な役割を果たしています。

裁定取引(アービトラージ)

値動きの相関性が高い商品間で、割高なものを売り割安なものを買うという2つの取引を同時に行う取引です。その後、割高なものが値下がりするか、割安なものが値上がりして正常(適正)な価格差に戻ったらそれぞれを反対売買して利益を確定しようとします。 裁定取引が活発に行われることにより、原資産と先物取引との価格の歪みが是正され、適正な先物価格が維持されるとともに、市場に流動性が供給されています。裁定取引は、市場参加者に適正な価格で、いつでも売買ができる環境を作るという、役割を果たしています。

理論価格と裁定取引

裁定取引の1つに、先物と原資産の価格差から利益を上げようとする取引があります。 これは実際の先物価格と先物の理論価格との価格差が一定水準以上に乖離した場合、例えば原資産である株と先物のうち割高な方を売り付け、 割安な方を買い付けることにより利益を取ろうとする取引です。具体的には、以下のような関係になります。

  • 先物理論価格と実際の先物価格との関係
  • 1:先物理論価格<実際の先物価格 → 先物:売建、株:買付
  • 2:先物理論価格>実際の先物価格 → 先物:買建、株:売付
  • 1. を「買い裁定」、2. を「売り裁定」といいます。先物と株の価格差が理論価格の水準に戻った時点で先物と現物両方のポジションを解消することにより、一定の利益を確保することができます。

先物取引の契約(取引成立)から満期まで

先物取引の契約から満期までの流れに沿って説明しましょう。


株価指数は抽象的な数値であるので、指数そのものを受渡しすることができません。 そこで、現実の指数と約定した価格との差額の授受を行うことで、その決済が行われます。 このように、差額を授受することによって決済することを差金決済といいます。 また、先物取引を行ってから、転売・買戻し、または最終決済によって決済を行っていないものを未決済約定といい、未決済約定の数量を建玉(たてぎょく)といいます。 買いの建玉は転売、売りの建玉は買戻しをすることによって決済を行うことができ、満期までこれらの決済を行わなかった場合、特別清算数値(SQ値)で最終決済が行われます。

※国債(JGB)先物は差金決済ではありません。

特別清算数値(SQ値)とは
スペシャル・クォーテーションの略です。満期日の決済に用いられる特別清算数値のことで、毎月の第2金曜日の日経平均株価(日経225)構成銘柄の始値によって計算される数値です。通常の日経平均株価(日経225)は気配値段も加えて算出されるため、必ずしも当日の日経平均株価(日経225)の始値とは一致しません。取引最終日まで決済しなかった場合、このSQ値で自動的に決済されます。SQ値はその日の大引け後に大阪取引所が発表します。

先物取引の決済方法

先物取引の決済には、
期間中の反対売買による決済と、最終決済日に行われるSQ値による決済の2種類があります。

反対売買による決済

当初行った取引とは反対の取引を行うことで取引最終日までに決済する方法です。買い建てた投資家は売る(転売)、売り建てた投資家は買う(買戻し)ことで決済を行います。

以下では、日経225先物を例に説明します。

例:買建ての場合(転売による決済)

15,000円で日経225先物を1枚買ったら、15,100円に値上がりしたので転売した。
(15,100円-15,000円)× 1,000× 1枚 = 10万円
(転売した値段-買った値段)× 取引単位 × 数量 = 損益
→ この結果、10万円の利益になります。

例:売建ての場合(買戻しによる決済)

15,000円で日経225先物を1枚売ったら、15,100円に値上がりしたので買い戻した。
(15,000円-15,100円)× 1,000 × 1枚 = -10万円
(売った値段-買い戻した値段)× 取引単位 × 数量 = 損益
→ この結果、10万円の損失になります。
先物取引 売建ての場合(買戻しによる決済)

SQ値による決済

取引最終日までに反対売買を行わなかった場合は、満期日(各限月の第2金曜日等)にSQ値で自動的に決済されます。

以下では、日経225先物を例に説明します。

例:買建ての場合

15,000円で日経225先物を2枚買いSQ日まで保有していたら、SQ値が14,980円になった。
(14,980円-15,000円)× 1,000 × 2枚 = -4万円
(SQ値-買った値段)× 取引単位 × 数量 = 損益
→ この結果、4万円の損失になります。

例:売建ての場合

15,000円で日経225先物を2枚売りSQ日まで保有していたら、SQ値が14,980円になった。
(15,000円-14,980円)× 1,000 × 2枚= 4万円
(売った値段-SQ値)× 取引単位 × 数量 = 損益
→ この結果、4万円の利益になります。
先物取引 売建ての場合

損益について

決済により生じる損益は以下のとおりとなります。

  • 将来の先物価格又はSQ値>約定価格の場合
  • 現実の指数から約定価格を引いた差額が買い手の利益となります。差額は売り手が支払います。

  • 将来の先物価格又はSQ値<約定価格の場合
  • 約定価格から現実の指数を引いた差額が売り手の利益となります。差額は買い手が支払います。
先物取引 損益について


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投資の心得

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  • ★相場の乱高下はプロでも読めない!
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  • ★世界は人口爆発、長期投資には大きなアドバンテージ
  • ★マスコミ等の大儲け情報は話半分、自分のペースを維持する
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